習志野市大久保のブックカフェ「noma books」作家・清水 晴木先生一日店長イベント取材レポ
習志野市大久保のブックカフェnoma books
「さよならの向う側」がテレビドラマ化もされている、習志野出身・在住の清水晴木先生が習志野市大久保のブックカフェ・「nomabooks(ノマブックス)」で一日店長イベントを開催。
アイカンパニーの社員で、習志野経済新聞ライターの山口が当日取材をさせていただきました!
「noma books」スタート時には、習志野経済新聞でも取材させていただきました。
習志野の作家・清水晴木先生
清水先生、実はnoma booksでスタッフとしても勤務されているとのこと。
「こういう仕事(作家)をしているので、一人でいることが多いので人とかかわる機会があればな、と思っていて。そんな時に、幼いころから通っていた大和屋書店さんがブックカフェになるという話を聞いたんですが、カフェで働きたかったこともあり、僕は本のことも話せるし、と働かせていただけることに。」
本を書く仕事でひとりになる時間も多い中、誰かと話せるところで働けたら…、カフェで働けたら、という思いがあったそう。
「ブックカフェで働くことができて本当によかったです。働いているというよりも、いい意味で息抜きになっている感覚で。働くことを楽しんでいます」
清水先生にとって憩いの場になっているnoma books。
利用者にとっても、とても居心地のいい空間です。
習志野が舞台の作品が多数
習志野市のご出身で、現在も住まれているということもあり、
その作品の多くが習志野市や、その周辺が舞台になっています。
新刊「トクベツキューカ、はじめました!」では習志野市や国道14号が、
「17歳のビオトープ」は奏の杜や、海浜幕張駅なども舞台に。
清水さんの今までの生活圏での経験や思い出の景色が、ありのまま描かれているかのように感じます。
イベントは新刊「トクベツキューカ、はじめました!」発売がきっかけ
働き始めてから半年、新刊の出版をきっかけにイベント開催が決定。
新刊の「トクベツキューカ、はじめました!」は、「1年の中で一度だけ、好きな日に休暇を取っていい校則があったなら」という問いかけで、その校則が存在する架空の学校「習千葉小学校」の子どもたちがそれぞれ「トクベツキューカ」をどう過ごすのかという姿が描かれています。
「皆勤賞がすばらしいこと」という固定概念が、大人になっても休むことへの罪悪感を生んでいるのではないか、という考えからこの作品が生まれたとか。
取材後記
作家として活躍されている清水先生と直接お会いして本のお話を伺うことができ、とても貴重な時間でしたし、ライターとして、習志野市民として、noma booksにお伺いしている身としても、とても幸せな機会でした。清水先生、ありがとうございました。
習志野経済新聞のライターは以前まで業務委託のみでしたが、
今後、山口が正社員のライターとして、さらに機動力をもって取材や記事化に取り組みます。
ライター山口絢香として、習志野経済新聞のコンテンツのさらなる充実につとめてまいります!